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座談会

倉庫業の仕事の内容と、
その魅力に迫る。

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倉庫業の仕事内容と
一日の流れ

そもそも倉庫業って何?って、思う方が大半だと思うんですよね。杉村倉庫では、ただお客様の商品を倉庫に置いておくだけではなくて、商品を受け取って、倉庫内で仕分けをしたりしていて。海外との輸出・輸入が行われる際の手続きが終了するまでの一時的な場所であったり、お客様の国内での物流拠点として任せてもらって、そこから指定の場所へとお届けしたり。要は、物流の流れの一端を担う機能として存在してるんですよね。

山崎

わかりやすくいうと商品専門の銀行のようなものですかね。銀行が扱うのは“お金”だけど、倉庫は主に“商品”。お客様の大切な資産(商品)を預かって保管して、さらに届ける仕事ですよね。

そうだね。銀行の場合、今はお客さんがどこからでも受け取ることが可能ですけど、商品の場合は必要な時に必要な場所へお届けしないといけない。そこまでが我々の仕事なんだよね。

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お客様とスタッフの
必須コミュニケーションとは

大久保

当社は複数の営業所を持ってますけど、それぞれ扱っているものが違っていて、各商品ごとに担当者がつくんですよね。
そして、その担当者が現場(倉庫)の状況と納期から逆算して、入庫から出荷までの流れを手配し、現場のスタッフと協力しながら倉庫管理を行ってるんです。

山崎

お客様の要望にうまく応えるための状況把握と、現場スタッフを動かすための段取り、コミュニケーションは必須条件ですよね。

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私たちの担当業務と
感じるやりがい

久留島

私は現在、業務部(新規開拓の営業部署)という部署にいるんですけど、業務部に配属になるまでの7年間はコピー機などの精密機器を扱う部署で働いていました。精密機器は一つ一つシリアルナンバーで管理されていて、お客様ごとに仕様が異なる商品なので、どこに何を出すのか絶対に間違えてはいけない業務なんですよね。お客様が指定される場所や時間、時には高いビルの中だったり業務時間の指定があったり、厳しい管理の中で仕事をしていたことを思い出します。

大嶋

私は長い間、太陽光関連の商品の取扱いを担当しています。この商品を担当したことで、国内需要との関わりが深いことを実感しました。お客様のビジネスによって大量に商品が動いたり、その逆もあったりで、世の中の需要によって倉庫に預けられる商品の量って大きく変わるんですよね。倉庫の大きさや容量、トラックの数は変わらない中で、要求されることや納入されるものは日々変化していくので、その捌き方や配置、人員の掛け方などは、私たちの手腕にかかっていると思います。お客様との落とし所を作ったり、上手に周りを動かしたり。それが難しい部分でもあり、やりがいにもなっていますね。

山崎

私は現在神戸の営業所を任されているんですけど、神戸は冷蔵の商品を唯一扱っている営業所なんです。主に輸入野菜等の青果物やその他の冷蔵商品などの様々なものを扱っていて、冷蔵のスペースはそれ以外の商品に比べても限られているんですよ。なので、物量に応じてスペースの利用について考えた上で上手にコントロールし、温度変化に注意しつつ品質を保つことが大事な点です。また、輸入野菜等の青果物は、国内での収穫量によって大きな影響を受けるんです。お客様は海外からどんどん輸入するんですけど、国内の青果物が豊作の場合は市場の相場が安くなり、輸入品はなかなか売れなくなるんですよね。そうなると、倉庫に商品が溜まっていくことになるので、商品が痛んだりすることがないように温度管理にはとても注意しています。

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ここにしかない仕事と個性

大久保

食品って特に扱いが難しいですよね。私は食品関連商品の担当を経験し、輸入業務を経て現在輸出業務を行っています。担当する輸出業務は、国内で製造された様々な部品を海外へ輸出する仕事です。東南アジアへ部品を輸出して製品になって、また日本に輸入されてくるんです。それを当社の別の担当者が輸入手続きをして、倉庫に収まる。といったイメージですね。輸出業務は船への積み込み期限があって、それを過ぎると予定していた日に現地へ届けることが出来ないという、時間に大きなロスを発生させてしまってお客様に大変な迷惑をかけることになるので、期限はしっかり守っていくことが大事ですね。また、自分が考えた段取りが良くなかったり段取り通りに進まなかったりすると現場スタッフを含めて残業をすることになってしまい迷惑もかけるし、不必要な人件費などがかかってくるんで、そこをいかにコントロールしていくかが仕事の楽しさでもあるんですけどね。

それぞれの商品によって、難しいことはあるけどやりがいもあるよね。私も多くの商品に関わったことがあるから、どれも共感できる内容だし、その全てが仕事の楽しさだなと感じますね。倉庫業って、自分本位では動けない部分があって、お客様の依頼に応じてプランニングしていかないといけないんだよね。このプランニングの組み立ては経験に伴って上達していくし、だから同時に寄せられるお客様からの多くの依頼内容にも倉庫の状況、現場スタッフや運送会社との打合せや手配、時には天候などにも注意して、その時その時に判断してコントロールしていくことが求められる、なかなか機械でできるような仕事ではないですね。

山崎

予定通りにいかないことはありますね。経験や感覚で上手くいくこともあれば、その人の人柄でなんとかできることもある。人それぞれで個性が出ますよ。

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お客様の生活を
裏で支えている仕事

大久保

私たちの仕事って、普段生活してると全く見えない部分だと思うんですよね。

大嶋

たしかに気付きにくいところですよね。今の時代って何か欲しかったらスーパー、コンビニで簡単に買えるし、ネットでもボタン一つで届くじゃないですか。でもその裏側でこんなにもたくさんの人が関わって商品が届けられているなんて、入社当初は驚きましたね。

大久保

でも、だからこそかっこいいって思うんですよね。
裏側で支える、自分たちがいないと世の中は回らない。みたいな。

久留島

自分の倉庫で扱った商品を世の中で見かけた時とかね。すごく感慨深く感じますよね。

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やりがいを感じられる
自らが楽しんでできる仕事

山崎

本当にやりがいのある仕事だと思います。その中でもこれからの時代、労働環境ってすごく大事になってくると思うんですよ。今以上に労働環境を整えて、これから入社される方々に、この会社で働けてよかったなと思えるようにしたいですね。

大久保

そうですね。やっぱり入社される方には、仕事って楽しいと思ってほしいですし、やりがいをもって働ける環境であることを伝えてゆきたいです。自分自身もそうでしたけど、最初はみんなわからないことだらけなので。だからこそ、助け合いも大事ですよね。

大嶋

助け合いやコミュニケーションがあってこそですよね。毎年、新入社員さんには私も多くの刺激を受けてます。自分たちが当たり前に考えてしまっていることが新たな疑問として投げられることで改善できたり、解決策が導けたり。これから若い感性にもたくさん触れたいなと思っています。

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これからの成長と目標

今後ね、もっと若い人にも力を発揮していただける環境を作っていこうと思っているんですよね。たくさんの経験をさせてあげたいですし、いろんなことを責任とともに任せていける。そんな成長できる環境を作ってゆきたいです。

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若手社員の成長をサポートする、所長になって感じるやりがいと視点の変化。